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死後事務委任契約とは
【死後事務とは】 「死後事務委任契約」とは、自分が亡くなった後の事務を、委任したいと思う人(委任者)が自分以外の第三者(受任者)に対して、死後の葬儀や埋葬等に関する事務 についての代理権を与えて、自己の死後の事務を委託する委任契約です。 死後事務委任契約は、任意後見契約とあわせて死後事務委任契約を締結することによ り、任務... -
改葬とは
【改葬とは】 「改葬」とは、既に埋葬された遺骨を別の場所に移動することです。 通常、改葬は遺族や関係者の要望という利用者側の都合で行われる場合と、寺院などの民営墓地、自治体が運営する公営墓地など墓地管理者側の事情で行われる場合があります。 【改葬と墓じまいの違い】 改葬はお墓の引っ越し 改葬とは、お墓を新たな場所へ移し替... -
公正証書遺言とは
【公正証書遺言とは】 一口に遺言書と言っても、おもにその作成方法によっていくつかの種類があります。 比較的一般的な方法として「自筆証書遺言」「公正証書遺言」があげられます。 自筆証書遺言が自分で手書きで作成するのに対し、公正証書遺言は、原則的に公証役場で作成します。2人以上の証人の立ち会いのもと、公証人が記載された内容... -
ごあいさつ
【福岡市東区香椎の終活サポート専門の行政書士として】 はじめまして。 この度、福岡市東区香椎の地で「終活専門」行政書士として開業いたしました。 「終活」と一言に言っても、その認識は人によって大きく違うともいます。それはある意味、何を指すのか「分かりにくい」、のかもしれません。 実際には「遺言書の作成サポート」「相続手続... -
見守り契約とは
【見守り契約とは】 契約としての「見守り契約」とは、任意後見が開始するまでの期間、契約の受任者が定期的に本人と電話連絡や自宅訪問等での面談によって、健康状態や生活状況を確認することにより、任意後見を開始させる時期を判断するための契約です。 独居高齢者の増加 少子高齢化が進み、一人で暮らす高齢者世帯(独居高齢者)も年々増... -
これからの「終活」
【「終活」という言葉について】 「終活」という言葉が注目されるようになったのは2010年頃ですので、約10年ほど前からということになります。(2023年現在) 雑誌の特集にはじまり2012年には流行語トップテンにも選ばれています。(ちなみに、お笑い芸人のスギちゃんの「ワイルドだろぉ」が大賞の年です。) 【「終活」をする人が増えた理由... -
自筆証書遺とは
【自筆証書遺言とは】 一口に遺言書と言っても、おもにその作成方法によっていくつかの種類があります。 比較的一般的な方法として「自筆証書遺言」「公正証書遺言」があげられます。 【法律上の要件】 ・遺言者自身が全てを自筆する・作成した日付、署名、押印が必要(6月吉日、のような作成日を特定できない表現は無効)・戸籍上の氏名をフ... -
自分で相続手続きを行う
【自分で行うことは可能です】 相続手続きはとても大変ですが、自分で行うことは可能です。 多くの時間と労力が必要になる場合も少ないですが、費用面では自分で行うことができれば節約になるでしょう。 相続財産の内容、金額、相続人の数や状況によっては費用以上の苦労がかかる場合もありますので、ご自身の環境や相続人同士で相談して決め... -
相続と遺贈の違い
【相続とは】 相続とは、被相続人(故人)の財産を、包括的に「法定相続人」が引き継ぐことをいいます。 「相続」は、遺言書がなくても当然に発生し、法定相続人に引き継がれます。 例えば、「配偶者や子供」は法定相続人になりますが、「孫」は法定相続人にはなりません。そのため、「孫」に財産を残したい場合は、「遺言書」を用意して「孫... -
おひとり様と老後問題
【おひとり様とは】 今回のテーマはおひとり様の老後問題です 「おひとり様」とは結婚されていなかったり、子供がいなかったり 先にパートナーが亡くなったり といった理由で、誰もがなりうる、いわゆる「一人暮らし状態」のことです。 また、「おひとり様」とは物理的に身寄りがない人 だけをいうのではく、 身寄りはあるけど、事情があっ... -
遺言書と死後事務委任契約はいつでも作り直せる
【遺言書や死後事務は一度決めたら変えられない?】 「遺言書」と「死後事務委任契約」について先日こういったご質問を頂きました。「遺言書や死後事務委任契約を用意して、万が一の時に備えておきたいが、遺言や死後事務委任契約を作成したら、もう変更は出来ないんですよね?」というご質問でした。そのほかにも、「遺言書を書いたら、遺言... -
終活3点セット
【終活の種類は様々】 一言に「終活」と言っても、その内容は様々なものがあります。 一般的には「エンディングノート」「遺言書」あたりが耳にする機会が多いのではないでしょうか。 しかし、いわゆる「終活」には「亡くなるまでの期間」「亡くなった時」「亡くなった後」の大きく分けて3つの段階があります。 どこまで準備するかは、それぞ...